からだ・こころ・くらし

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2-3)くらしについて

もしもの時に備えましょう

マイカルテを作りましょう

  • 非常時に備え、検査データやくすりの名前を把握しておきましょう。

他の病院に受診したら?

  • 処方されたくすりと抗HIV薬の飲み合わせについて、かかりつけの病院や薬局に確認しましょう。
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職場や住む場所が変わったら?

  • 近くにある通院可能な病院が全国にあります。住む場所や職場が変更しても、通院が途切れないように通院先について病院に相談しましょう。
  • 医療費助成の手続きが必要な場合もあるので、早めに病院に相談しておきましょう。
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海外に行くことになったら?

  • 時差がある国に行く場合は、内服可能な時間を確認しておきましょう。
  • 携帯するくすりによっては、診断書の提出を求められることがあります。
  • HIV感染症に対する入国条件がある国があります。渡航前に各国の大使館、外務省海外安全のホームページなどを参考に情報を確認しましょう。

HIVのくすりを紛失したら?

  • 紛失したくすりの再処方及びくすりの代金は、全額自己負担となります。
    「被保険者が保険医より薬品の授与を受け、持ち帰りの途中又は自宅において薬品を紛失したために(天災地変の他やむを得ない場合を除く。)保険医が再交付した場合は、その薬剤の費用は、被保険者の負担とする。」と法令で定められています。(平16保医発0227001)

HIV薬は高額ですので、くすりの管理には十分に注意しましょう。

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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