からだ・こころ・くらし

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1-2)くすりについて

治療を成功させるためには

血中濃度の維持が重要

  • HIVは増えるスピードが早く、変異しやすいウイルスなので、抗HIV薬の血中濃度を常に一定に保つ必要があります。
1.薬剤耐性について

自己判断で、くすりを減らしたり中止したりすると、血液中のくすりの濃度が下がり、耐性ウイルス(くすりの効かないウイルス)が生じる危険性があります。

2.くすりの飲み合わせについて

くすりとくすり、くすりと食品(サプリメントを含む)の飲み合わせで、血中濃度が上下することがあります。

        • 他のくすりを飲むときには医師や薬剤師へ相談しましょう。
        • くすりの飲み合わせ(相互作用)の確認は、『併用禁忌・注意薬リスト』を活用しましょう。
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世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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