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1-3)感染予防について

日常生活を送るための感染予防

~[うつらない]ために~

CD4数が200/μL以下の食生活について
  • 生野菜・果物はよく洗いましょう。
  • 生肉・貝類は火を通してください。
  • 井戸水、わき水を避け、沸騰した水を飲むようにしましょう。

~[うつさない]ために~

HIVは血液、精液、膣分泌液等に含まれています。
  • カミソリ、歯ブラシ等の共有は避けましょう。もし、血液が付着した場合には流水でながしましょう。
  • けがをした場合には、自分で処置をしましょう。もし難しい場合には手袋等を着用して血液に直接触れないように手当をしてもらいましょう。
  • 血液等がついたものを捨てる場合は、他の人が触れないよう、ビニール袋に入れて、口をゆわいて捨てましょう。
  • 衣類等の洗濯は通常通りで問題ありません。血液汚染がひどいようなら0.1%の次亜塩素酸ナトリウムに30分以上浸してから洗濯してください。
  • 血液製剤や、インスリン注射等で使用した針は専用の容器などに入れ、病院に持ってきてください。
  • 献血はできません。

HIVの感染力は、非常に弱いです。

  • HIVは、唾液、尿等にも含まれますが、微量なので感染の心配はありません。
  • HIVは熱や消毒に弱く、人の体の中に入らなければ生きていけません。家庭や学校、職場での日常生活では感染しません。

こんなことではうつりません

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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