薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト

HOME > 薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト > ボカブリア®水懸筋注/CAB

インテグラーゼ阻害剤

ボカブリア®水懸筋注

CAB2.jpg
商品名 ボカブリア®水懸筋注
一般名 カボテグラビル
略名 CAB
剤型 注射薬
規格(含量) 400mg/2mL
600mg/3mL
保管方法 室温
投与方法(臀部筋肉内投与) 1ヵ月間隔:初回600mg、2回目以降は400mgを1ヵ月に1回
2ヵ月間隔:初回600mg、2回目は1ヵ月後に600mg、以降は600mgを2ヵ月に1回
リカムビス®水懸筋注と併用します。
主な副作用(1~10%) 10%以上:注射部位反応(疼痛、結節、硬結)
1~10%未満:頭痛、不安、異常な夢、不眠症、浮動性めまい、悪心、下痢、発疹、筋肉痛、注射部位反応(不快感、腫脹、紅斑、そう痒感、内出血、熱感、血種、知覚消失)、発熱、疲労、無力症、倦怠感
副作用の発生頻度は海外臨床試験の成績(リルピビリン製剤併用時の経口剤及び注射剤)を参考にしています。
注意事項 初回投与はボカブリア®錠、エジュラント®錠の投与最終日と同日に行います。
投与スケジュールを遵守してください。予定通りに来院できない場合は必ず病院へ連絡し、治療予定を相談してください。投与予定日の7日後までに投与できない場合は錠剤への切り替えが必要です。
薬価2023年4月現在 400mg 176,458.00
600mg  253,850.00
併用禁忌 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
カルバマゼピン(テグレトール)
フェニトイン(アレビアチン)
フェノバルビタール(フェノバール)
ホスフェニトイン(ホストイン)
リファンピシン(リファジン)
併用注意 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
リファブチン(ミコブティン)

④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
メトトレキサート

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

このページのトップへ