薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト

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カプシド阻害剤

シュンレンカ®皮下注

商品名 シュンレンカ®皮下注
一般名 レナカパビル
略名 LEN
剤形 注射薬
規格(含量) 463.5mg/1.5mL
保管方法 室温
投与方法
(皮下投与)
シュンレンカ®錠の投与開始後15日目に927mg、以降は6か月に1回 927mg
主な副作用 悪心(3%以上)、注射部位反応(腫脹、疼痛、結節、紅斑、硬結、そう痒感、漏出、不快感、腫瘤、血腫、浮腫、潰瘍)(63%)
副作用の発生頻度は海外臨床試験の成績を参考にしています。
注意事項 腹部の2か所に皮下注射します。
以下のいずれも満たす場合のみ使用できます。
  • 過去の治療において、本剤を含まない既存の抗レトロウイルス療法による適切な治療を行ってもウイルス学的抑制が得られない。
  • 薬剤耐性検査を実施し、本剤を含まない複数の抗HIV薬に耐性を示す。
  • 皮下注の投与の前にシュンレンカ® 錠を投与し、忍容性が確認された。
他の抗HIV薬と併用して使用します。
投与スケジュールを遵守してください。予定通りに来院 できない場合は必ず病院へ連絡し、治療予定を相談してください。
薬価2023年4月現在 927mg 3,208,604円(463.5mg/1.5mL 2瓶1組)

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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