薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト

インテグラーゼ阻害剤

ボカブリア®

ボカブリア錠/CAB.jpg
商品名 ボカブリア®
一般名 カボテグラビル
略名 CAB
剤形 白色のフィルムコーティング錠
粉砕・脱カプセル:○
記号 SV CTV
規格(含量) 30mg/錠
保管方法 室温
服薬方法 1回1錠を1日1回(エジュラント®との併用)
食事に関係なく服用できます。(エジュラント®と併用する場合は食事中または食直後)
主な副作用(1~10%) 頭痛、不安、異常な夢、不眠症、浮動性めまい、悪心、下痢、発疹、筋肉痛、発熱、疲労、無力症、倦怠感
副作用の発生頻度は海外臨床試験の成績(リルピビリン製剤併用時の経口剤及び注射剤)を参考にしています。
注意事項 ミネラル(マグネシウム、アルミニウム、鉄、カルシウム、亜鉛)を含むサプリメントは本剤の効果が減弱する可能性があるので同時摂取を避けましょう。
本剤は以下の場合に限り使用できます。
*ボカブリア®水懸筋注の投与に先立って忍容性を確認する(1ヶ月間)
*ボカブリア®水懸筋注を予定するスケジュール通りに投与できない場合の代替(2ヶ月間まで)。具体的な服用方法は医師等へ確認して下さい。
薬価2023年4月現在 30mg 3,541.60
1日1錠処方の場合、30日で106,248円
併用禁忌 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
カルバマゼピン(テグレトール)
フェニトイン(アレビアチン)
フェノバルビタール(フェノバール)
ホスフェニトイン(ホストイン)
リファンピシン(リファジン)
併用注意 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
乾燥水酸化アルミニウムゲル
制酸剤(Mg、Ca、Al等)
沈降炭酸カルシウム

④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
メトトレキサート

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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