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(核酸系)逆転写酵素阻害剤

エプジコム®、後発品:ラバミコム®

エプジコム、後発品:ラバミコム
商品名 エプジコム®、後発品:ラバミコム®
一般名 アバカビル/ラミブジン
略名 ABC/3TC
剤形 だいだい色のフィルムコート錠
粉砕・脱カプセル:○
記号 エプジコム GSFC2、ラバミコム 表:KW 裏:111
規格(含量) ABC600mg・3TC 300mg/錠
保管方法 室温
服薬方法 1回1錠を1日1回
食事に関係なく服用できます。
主な副作用 トリグリセリド上昇・コレステロール上昇等の脂質増加(16%)、肝機能検査値異常(11%)、発疹(4%)、血中尿酸上昇(3%)
副作用の発生頻度はエプジコムの国内における使用成績を参考にしています。
注意事項 過敏症状(発熱、発疹、疲労感、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、眠気、筋肉や関節の痛み、頭痛、呼吸困難、咽頭痛、咳など):服用開始後、6週間以内(平均11日目)に出現することが多いです。症状が出たら、すぐに病院に連絡し、服用を中止するべきかどうか相談して下さい。
過敏症状のために服用を中止した場合は、アバカビル(ABC)を含む製剤を二度と服用しないようにしてください。
腎機能低下により処方が変更される場合があります。
薬価2023年4月現在 エプジコム1錠 2,197.10円、ラバミコム1錠 884.70
1日1錠処方の場合、30日でエプジコム65,913円、ラバミコム26,541円
併用禁忌 なし
併用注意 ①本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
ソルビトール

②本剤の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
アルコール
スルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤(バクタ、ダイフェン)

③併用薬の効果(血中濃度)が低下する可能性がある
メサドン(メサペイン)

④併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性がある
リオシグアト(アデムパス)

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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