からだ・こころ・くらし

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1-3)感染予防について

他の性感染症の関係

  • HIVにはいろいろな種類があり、すでにHIVに感染している人でも、繰り返しHIVに感染することがあります。再感染によって薬剤耐性ウイルスが体内に入った場合、HIVの治療に影響します。
  • HIVに感染した後、他の性感染症にかかった場合、その性感染症は、重症化したり、治るのに時間がかかったりします。

お酒や薬物とセックスについて

  • 大量の飲酒やドラックを使用してのセックスは注意力や自制心を低下させるので、避けましょう。

性感染症の検査

  • 無症状の場合もあるので、定期的に検査を受けましょう。
  • パートナーやセックスの相手にも検査を受けるようにすすめましょう。
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U=U (ユー イコール ユー)とは

HIV治療中の患者さんで血液中のウイルス量が検出限界未満(Undetectable)に6か月以上抑えられている場合は、性行為でHIVが他者に感染することはありません(Untransmittable)。U=Uは、多くの研究成果により保健医療等の専門家に支持されています。

  • ただし、感染予防をしなくてよいというわけではありませんので、引き続き予防しましょう。

出典:
U=U Japan Project (hiv-uujapan.org) 10 Things to Know About HIV Suppression | NIH: National Institute of Allergy and Infectious Diseases

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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