からだ・こころ・くらし

HOME > からだ・こころ・くらし > HIVとお口について

1-3)感染予防について

HIVとお口について

免疫低下や薬の副作用により、お口の中にいろいろな症状が出ることがあります。

HIV/AIDSに関する口腔症状

口腔カンジダ症、白板症、口角炎、口内炎、カポジ肉腫、潰瘍性歯肉炎などがあります。いずれも体調やCD4数によって変化します。お口の中を清潔にしましょう。歯磨き、歯間清掃、うがいをよくしましょう。

sec16_21-1.jpg
歯医者さんにはHIV感染を伝えましょう
  • 歯科で処方される薬には、抗HIV薬との飲み合わせで注意が必要なものがあります。
  • 抜歯などの外科処置には免疫状態や検査データが必要な場合があります。
歯科のかかりつけをもちましょう

虫歯や歯周病は、自覚症状がなく進行する場合があります。定期健診で歯の健康を維持しましょう。歯科受診について医療者に相談しましょう。

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

このページのトップへ