薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト

(核酸系)逆転写酵素阻害剤

エムトリバ®

エムトリバ®/FTC
商品名 エムトリバ®
一般名 エムトリシタビン
略名 FTC
剤形 青色と白色のカプセル
粉砕・脱カプセル:△
記号 GILEAD-200mg
規格(含量) 200mg/カプセル
保管方法 室温
服薬方法 1回カプセルを1日1回
食事に関係なく服用できます。
主な副作用 下痢(11%)、めまい(9%)、吐き気(8%)、腹痛(6%)、頭痛(5%)、不眠症(5%)、無気力(5%)、発疹(4%)、白血球減少(4%)、異常な夢(3%)、AST(GOT)・ALT(GPT)上昇(3%)、消化不良(3%)、脂質異常症(高脂血症)(3%)、乳酸アシドーシス(頻度不明)
副作用の発生頻度は海外臨床試験等の成績を参考にしています。
注意事項 腎機能低下により処方量が減量される場合があります。
本剤はウィルス学的特性がラミブジン(3TC)と類似しているため、本剤とラミブジン(3TC)を含む製剤の併用は望ましくありません。
慢性B型肝炎を合併している場合は、本剤中止後のB型肝炎の悪化に注意して経過観察してください。
薬価2023年4月現在 200mg 1,111.60
1日200mg処方の場合、30日で33,348円
併用禁忌 なし
併用注意 なし

世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。

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