HIV感染症の自然経過
①感染初期
急性期(感染直後の2~6週間後)に、HIVは急激に体内で増殖し、発熱・リンパ節腫脹・咽頭痛などのインフルエンザ様症状や、皮疹・筋肉痛が出る場合があります。いずれも数日~数週間で消失します。
②無症候期
セットポイントを過ぎると、その後数年~10年間は無症状の状態が続きます。症状がなくてもHIVは増殖を続けて、CD4数は徐々に低下していきます。
③AIDS発症期
HIV感染症が進行していくと、日和見疾患を発症しAIDSと診断されます(「発症の可能性を予測」、「HIV感染症≠AIDS発症」ページ参照)。
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