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安藤尚克先生が令和4年度日本エイズ学会ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を受賞しました

お知らせ
更新日:2022年12月1日

安藤尚克先生が令和4年度日本エイズ学会ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を受賞しました

 一般社団法人日本エイズ学会は、HIV感染症に関する活動を通じて学会の発展に貢献し、独創的かつ優れた業績を挙げた研究者に与えられる学会賞(シミック賞)に加え、HIV感染症の研究に関する顕著な業績を有する45歳未満の研究者に与えられる賞としてECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を設けています。歴代の受賞者は学会ウェブサイトで公開されています。

 令和4年11月18日(金曜日)から20日(日曜日)にアクトシティ浜松で開催された第36回日本エイズ学会学術集会・総会にて、安藤尚克先生がECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を受賞しました。業績の題目は、「未治療HIV感染症患者における体重増加に関する研究」 です。

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 受賞された安藤先生からコメントをいただきました。この場にて皆様にご紹介いたします。

 この研究は、HIV感染症の治療開始前の方を対象として治療開始後にどのくらい体重が増加するかを検証しました。その結果、開始する抗HIV療法の種類により体重の増加量が違うことやある特定の組み合わせの薬剤で特に体重増加量が大きいことがわかりました。体重増加は糖尿病など様々な疾患と関連していると報告されています。この研究の結果を受けて開始する抗HIV療法の種類によっては、より生活習慣病などに気を付ける必要があることが示唆されています。
 今回、私がこのような名誉ある賞を頂くことができたのもいつも研究活動を支援して頂いているセンター長の岡先生や潟永先生、またこの研究を開始するきっかけを頂いた水島先生、外来や救済医療室など多くの関係者の方々といつも元気をくれる家族のお陰です。これからも精進してまいりますので宜しくお願い申し上げます。


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