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職種紹介

更新日:2018年8月13日

ACCでは医師の他にも様々な職種のスタッフが働いています。

コーディネーターナース

HIV感染症のコントロールには、患者さん自身が治療と生活の両立を目指し、自分で様々な取り組みを行うセルフマネジメントが重要です。コーディネーターナースは、主治医とともに患者担当制で、患者さん一人一人の治療や療養に必要な知識や技術に関する情報提供や相談対応を行い、セルフマネジメントをお手伝いしています。患者さんの長期療養をサポートするため、地元で必要な医療・保健・福祉サービスについて、地域側支援者と連携し、在宅療養支援にも努めています。

薬剤師

HIV感染症の治療は、抗HIV薬を毎日継続して服用することが重要です。毎日服用することでウイルスの増殖を抑えて免疫機能を維持します。ACCでは専門の薬剤師が、お薬を安心・安全に服用して頂くために、薬の飲み方、副作用の対処法、お薬の飲み合わせなどの注意点などについてご説明いたします。 お薬に関して気になることがございましたら、お気軽に薬剤師までお声がけください。他院でもらったお薬、購入したお薬やサプリメントなどの飲み合わせについてもお受けいたしますのでご相談ください。

心理療法士

HIV感染は、からだだけではなく、こころにも影響を与えます。不安になったり、泣きたくなったり、孤独を感じたり、気分が不安定になることもあれば、物忘れなどの認知機能に支障をきたすこともあります。また、治療薬の進歩によって療養生活が長期になったからこそ、人生の再設計を余儀なくされたり、対人関係がうまくいかなくなったりすることもあります。

ACCでは、私たち心理療法士が、そのような療養生活にともなう様々な困難に対して、カウンセリングや心理検査を用いて臨床心理学的な視点から、患者さんとともに考え、支援を行っています。

相談したいこと、気になることがある方は、主治医や担当コーディネーターナースに相談予約希望をお伝えください。

医療ソーシャルワーカー

医療費をはじめとした経済的なこと、介護や、就労・就学、地域生活、家族やパートナーとの関係など、患者さんが自分らしい生活を続けていけるよう支援いたします。どのような制度を利用できるのか、手続きはどうしたらいいのか、プライバシーは守られるのかなど、患者さんご本人やご家族の心配なことを、一つ一つ一緒に確認しながら考えていきます。相談を希望される方は、主治医や担当コーディネーターナースにお申し出ください。

リサーチナース

ACCでは、国内や海外で多数の研究を実施しています。私達はそれらの研究をサポートするスタッフです。研究の実施計画に従って、研究に参加してくださった患者さんの受診の管理や、研究データを収集し、データベースに入力しています。研究データを正確に収集する事は大事な事ですが、研究に関連する法令や倫理指針を遵守しながら研究を実施し、研究に参加した患者さんが不当な不利益を被らないようにする事が最も大切です。私達は患者さんの立場に立って研究を見つめるよう心がけています。

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