臨床研究に関するお知らせ
ACCで現在行われている臨床研究のうち、特に患者さんへお知らせすべき情報を以下に掲載いたします。
研究の概要
HIV薬剤耐性検査はHIVが抗HIV薬に対して抵抗性があるかを調べる検査で、抗HIV薬開始前や抗HIV薬でもウイルスを十分抑制できない場合などに検査し、適切な抗HIV薬選択に役立てています。HIV遺伝子配列を解析することにより、薬剤耐性の有無を調べることができます。本研究はHIV遺伝子配列を全国規模でまとめ、我が国における薬剤耐性HIVの動向と推移を把握すること、および、HIVの詳細なウイルス遺伝子配列を調べ、どのようにウイルスが流行し伝播しているか(分子疫学研究)を調べることを目的としています。
研究の概要
アジア地域のHIV感染者の治療効果や合併症の頻度を調査し、アジア地域のHIVの治療や予防に役立てることを目的としています。
研究の概要
新型コロナウイルス感染の拡がり・感染の危険因子を調べるため、ACCおよびSH外来を受診された方で、バイオバンクに参加同意された方の新型コロナウイルスの抗体検査を行います。
研究の概要
ACCではHLAとHIV感染症の病気の進行の関連を調べる研究を行っています。HLA、HIVに対する免疫反応、HIVの変化、そして病気の進行を多面的に調べています。これらの関係とHIV感染症の進行のメカニズムを明らかにし、新たな治療法やワクチンの開発に役立てたいと考えています。
研究の概要
HIV感染症高齢患者の身体的、精神的、社会的実態から、HIV感染症高齢患者の療養支援課題を明らかにすることを目的とした研究です。
研究の概要
赤痢アメーバ症の感染が疑われる方の糞便を利用させて頂き、病原体 (赤痢アメーバ) の薬剤耐性を調べるとともに、腸内細菌叢が病状に与える影響を検証し、将来的に赤痢アメーバ症の病態解明、新規治療薬の開発につなげることを目的とした研究です。
薬害HIV感染血友病等患者を対象とした研究はこちらをご覧ください。
ACCでは、上記にお示しした以外にも多くの研究を行っております。 より詳しい情報については、以下をご覧ください。