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がん領域における市民・患者参画 ~臨床から研究まで~ 市民公開講座開催のご案内

一般の皆様へ 医療従事者の方へ
更新日:2021年2月3日


 国立研究開発法人国立国際医療研究センター(NCGM)は、がん診療連携拠点病院機能強化事業として市民公開講座『がん領域における市民・患者参画~臨床から研究まで~』を開催いたします。今年は新型コロナウィルス等感染拡大防止のため、Teamsでのライブ配信で行います。

 近年、医療や臨床研究の計画・評価に患者さんご自身が参画することで医療・研究の質が上がることが指摘されております。国内でも患者参画の取り組みは始まっておりますが、まだ十分知られているとは言い難い状態です。今回の講座では、患者参画の進んでいる米国の現状、患者自身の視点から見た患者参画、そして国内で最も患者参画の進んでいる分野であるHIVの現状について、それぞれの有識者よりご講演いただき、パネルディスカッションを通して理解を深めます。

 講演内容については、一般社団法人CSRプロジェクト 桜井なおみ氏より「ゼロから学ぼう、がんの患者・市民参画」、ぷれいす東京 加藤力也氏より「HIV領域における市民・患者参画の経験」についてご講演をいただきます。
 パネルディスカッションではご講演のお二方に加えNCGM理事長の國土典宏もパネリストとして参加し、医療における市民・患者参画をどのようにすすめるか、その展望と課題についてご参加のみなさまも交えて議論いたします。

 NCGMは国立高度専門医療研究センターであり、そのミッションを達成していくために医療の発展と研究の推進が必要です。患者さんに医療や臨床研究に参画いただくことで、より患者さんにとってメリットのある医療の発展に貢献したいと考えております。ぜひこの機会にご参加のみなさまとともに、医療・臨床研究への患者参画について考える機会をもたせていただければ幸いです。たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時:2021年2月12⽇(金曜日) 13時30分~14時30分
開催方式Teamsによるオンライン開催。参加希望者はQRコードまたはページ下部の参加申込ボタンからお申込みください。

申込締切後、申し込み時にご連絡いただいたメールアドレス宛に本講座参加用のTeamsアドレスが送付されます。

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プログラム:

司会:清水 千佳子 国際医療研究センター 乳腺・腫瘍内科診療科長/がん総合診療センター副センター長

ゼロから学ぼう、がんの患者・市民参画
 演者:一般社団法人CSRプロジェクト 桜井 なおみ
HIV領域における市民・患者参画の経験
 演者:ぷれいす東京ネスト・プログラムコーディネーター 加藤 力也

パネルディスカッション:医療における市民・患者参画をどのようにすすめるか ~展望と課題~
パネリスト:桜井 なおみ
      加藤 力也
      國土 典宏(国立国際医療研究センター理事長)
モデレーター:清水 千佳子

主催:国立国際医療研究センター病院 がん総合診療センター


参加申込フォーム(Microsoft Formsを利用しています)

2021年2月12日(金曜日)開催 市民公開講座フライヤー(502KB)

 

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