診断と治療ハンドブック ver. 4.1
緑本と呼ばれ診療の現場で活用されてきた本ハンドブックの第4版を出しました。今回その内容を最新情報に改訂し、かつ今まで通り抗HIV薬から日和見感染まで医療現場での診断と治療に必要な情報を幅広く網羅しております。
抗HIV治療に関しては、すでに①効いて当たりまえ、②副作用も少なくて当たり前、③一日一回治療も当たり前、の時代になっておりますが、さらにLong acting作用型注射薬による治療も始まりました。このように、HIV治療に関連する情報は年ごとに増え、特に薬剤相互作用などHIVを専門とする医療従事者にとってもすべてを覚えておくことが難しくなってきております。ちょっとしたことをすぐその場で確認することは、ミスのない安全な医療への第一歩でもあります。その意味でも、分厚い成書だけでなく、ポケットサイズの本書は、小回りのきく実用書として有用性は十分あるものと確信しております。
第4版も、今まで以上に日常診療で活用され、役に立つハンドブックとなることを願っております。
冊子送付申し込み
診断と治療ハンドブック(第4.1版)を発刊しました。冊子発送を希望される医療機関等の方は、以下よりお申し込みください。
更新情報
- 2024年1月:関連リンクに「免疫再構築症候群 診療のポイントVer.6」を掲載しました。冊子送付を希望される医療機関の方は、以下の関連リンクよりお申込ください。
- 2023年12月:第4.1版を発刊しました。冊子送付を希望される医療機関の方は申し込みフォームよりお申し込みください。
過去の更新情報
- 2023年8月:参考図表「HIV感染者のワクチン接種」、解説編「小児のHIV感染症」を改定しました
- 2022年9月:第4版改定のご案内
- 2021年3月:免疫再構築症候群 診療のポイントVer. 5を発刊しました。冊子発送を希望される医療機関等の方はこちらの申し込みフォームからご連絡ください。
- 2020年7月:ウェブサイトアドレス(URL)を変更しました。お気に入りやブックマークなどに登録されている方は設定変更をお願いいたします。(URL:https://www.acc.ncgm.go.jp/medics/treatment/handbook/)
- 2019年3月:「AIDSに合併するカポジ肉腫等のHHV‐8関連疾患における診断と治療の手引き (PDF file)」を第三版へ改訂しました
- 2018年7月:「薬剤耐性検査」を改訂しました
- 2018年7月:「インターネット情報の活用」「抗HIV療法(治療ガイドライン)」を新規追加しました。「カポジ肉腫」「HIV関連キャッスルマン病」を改訂しました。
- 2018年3月:「ニューモシスチス肺炎(PCP)」「HIV関連キャッスルマン病」「梅毒」「口腔食道カンジダ症」「播種性クリプトコックス症」を改訂しました。
- 2017年6月:「HIV治療薬」を改訂しました。
- 2016年10月:「HIV治療薬」を改訂しました。
- 2016年6月:「日和見感染の一次予防および二次予防」「HIV感染者のワクチン接種」「急性HIV感染症」「赤痢アメーバ症」「口腔食道カンジダ症」「クリプトスポリジウム下痢症」「サイトメガロウイルス感染症(CMV感染症)」「HIV関連血小板減少性紫斑病(HIV-ITP)」「HIV・HBV重複感染」「母子感染予防の方法」「小児のHIV感染症」「HIV感染症に合併する眼病変」「凝固因子製剤の使用法」を改訂しました。
- 2016年4月:「薬剤耐性変異表」「抗酸菌治療薬と抗HIV薬併用時の投与法」「血中濃度の目標値一覧」「抗HIV薬血中濃度測定の連絡先」「梅毒」「帯状疱疹」「結核」「トキソプラズマ脳炎」を改訂しました。「男性尿道炎・女性子宮頚管炎」のページを追加しました
- 2015年6月:「肝機能障害・腎機能障害時の抗HIV薬の投与法」を改訂しました。
- 2015年5月:「初回ART開始時期と推奨選択薬剤」(参考図表、解説編)を改訂しました。
- 2014年5月:「HIV治療薬」を改訂しました
関連リンク
- からだ・こころ・くらし・くすりノート(ACC患者ノート)
- 「ART早期化と長期化に伴う日和見感染症への対処に関する研究」班
- AIDSに合併するカポジ肉腫等のHHV‐8関連疾患における診断と治療の手引き第3版(PDF:10.5MB)
- 免疫再構築症候群 診療のポイントVer. 6(PDF:2.31MB)
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