からだ・こころ・くらし

HIV感染症とは


病気の自然経過

● HIVが体内に入ると、免疫の指令塔の役割を果たすCD4陽性リンパ球に感染します。
● HIV感染成立後にウイルス量は一過性に増加し、6ヶ月後にある一定レベルに保たれます。(セットポイント。『ウイルス量(HIV-RNA量)とは』のページを参照してください)
● 基準値が、700~1300/μLあり、数年~10年かけて減少します。200/μLを下回ると、日和見疾患を起こしやすくなります。

「HIV感染症」と「AIDS発症」はちがいます

● AIDS発症とは、23の指定された日和見疾患のいずれかを発症した状態をいいます(日本の場合)。

原因となる病原体が存在する主な場所の例
● クリプトコッカス…ハトのふん、土
● トキソプラズマ…ネコのふん、加熱不十分な肉等
● クリプトスポリジウム…人や動物の便
● サイトメガロウイルス…小さいころに唾液や母乳で感染していることが多い

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